イギリスは多くのファッションブランドが存在しており、現代に至るまで世界のファッションに大きな影響を与え続けています。

こちらではイギリスファッションの歴史についてご紹介致します。

現代ファッションが誕生するまでは、庶民は手縫いの洋服が基本であり、ファッションを楽しめたのは貴族や王族などの限られた人だけでした。しかし、そんな時代背景の中でも現代のファッションに大きな影響を与えたと言われているのが、ヴィクトリア朝時代です。

ヴィクトリア朝時代は1837～1901年のヴィクトリア女王の在位期間で、産業革命によっては活気付いていました。
そのため、男性は礼装用のフロックコートに細身のシルエットのシャツ・ベストを、女性はフリルや袖口が膨らんだパフスリーヴを着こなすなど、エレガントなファッションが誕生したのです。

ヴィクトリア朝時代と共に現代ファッションに影響を与えたのが、1901～1910年までのエドワード朝時代です。

エドワード朝時代は、ヴィクトリア女王の息子であるエドワード7世が在位していた期間で、期間は短いですが、国王がファッションアイコンとして大きな影響を与えました。
ヴィクトリア朝時代からの優雅なラインを引き継ぎながらも、エドワード7世のフランス好きからフレンチテイストが取り入れられ、スポーツをするめに動きやすさも加えられたファッションでした。

近現代になるとテイラード・スーツにネクタイを合わせ、シルクハットに時計を身につけるというファッションが確立されます。このスタイルを確立し、定着させたのがジョージ・ブライアン・ブランメルです。

当時のメンズファッションの流行を確立させ、ファッションにおいての近現代のダンディズムに大きな影響を与えた事から、イギリスのファッション史には欠かせない人物だといえます。

近現代のファッションを語る上で欠かせないのが｢サヴィル・ロー｣の存在です。サヴィル・ローとはイギリスの仕立て屋が集まった道の名前で、日本の｢背広｣の語源ともなっています。

サヴィル・ローでは、王室などのために服を仕立てる仕立て屋が、紳士服店のコミュニティを形成して多くのスーツを仕立てました。
そのため、世界中の人が服を仕立ててもらうために集まってきたと言われ、エドワード朝時代の衣装を蘇らせた｢テディ・ボーイ｣などの流行を生み出しました。

MAMNICK TOKYOでは、イギリスでデザイン、縫製し生産されるメンズファッションブランドの製品を販売しております。
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